写真=Getty Images

ニックスと1日限定の契約を締結し、引退を発表

オールスター選出6度を誇るアマレ・スタッダマイアーが、ニックスの一員として14年間の現役生活に終止符を打つことを発表した。昨シーズンはヒートに所属したスタッダマイアーだが、ニックスの選手として引退することを望み、チームと1日限定の契約を結ぶことで実現させた。

スタッダマイアーは、引退までサンズ、ニックス、マーベリックス、ヒートに所属。ニックスの選手として引退を希望した理由について「自分の心は常にビッグアップに残っていた」と、説明している。

ニックスのスティーブ・ミルズGMは、スタッダマイアーとの契約について「ニックスの選手として引退したいと打ち明けられ、アマレの希望を叶えられることを光栄に思った」と話した。

2010年の夏、8年在籍したサンズに別れを告げてニックスと契約したスタッダマイアーは、チームの3年連続プレーオフ進出に貢献。カーメロ・アンソニーとともに、13年には東カンファレンス準決勝まで勝ち進んだ。 今オフにデリック・ローズ、ジョアキム・ノアを獲得し、大幅な戦力アップに成功したチームについて、スタッダマイアーは「チームは今も再建に尽力している。

今オフに獲得した選手のレベルを考えれば、プレーオフ進出は可能だと思う」と語り、アンソニー、ローズ、クリスタプス・ポルジンギスの新ビッグ3が中心となる新チームに期待を寄せている。

サンズ時代にはスティーブ・ナッシュとともにチームを優勝候補まで押し上げた。ナッシュも昨シーズンに引退しており、また一人レジェンドがコートを去った。