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「レイカーズ with レブロンにはどこも適わない」

レブロン・ジェームズのレイカーズ移籍が決定してから2日が経ち、ラバー・ボールが沈黙を破った。

アトランタで開催された新興プロリーグ『JBL』のイベントに出席したボールは、『TMZ Sports』から新生レイカーズについて聞かれると『ラバー節』全開でこう語った。「レブロンはレイカーズと4年契約だったかな? できれば4連覇が理想だが、まあ少なくとも2回は優勝できる。俺の息子たちと一緒にプレーすればな」

予想通りのリアクションだが、王者ウォリアーズはリーグトップクラスのセンター、『ブーギー』ことデマーカス・カズンズを獲得。左アキレス腱断裂からの復帰までしばらく時間はかかるものの、オールスター5人による先発ラインナップが完成し、3連覇は確実という見方も強まっている。しかしラバーは、ウォリアーズ有利という予想を一蹴。「ブーギーを獲得した? ブーギーだろうが、プリンスだろうが、マイケル・ジョーダンだろうが、ウォリアーズは好きな選手を獲得できるだろう。だが、レイカーズ with レブロンには適わない!」と語った。

しかし、ラバーの長男であるロンゾにとっても厳しいNBA2年目になるという声が多い。ポイントガードとしての能力、経験、実績で上回るラジョン・ロンドが加わったからだ。現状ではロンドが1番手という序列は明確だが、シーズンが開幕すればラバーが起用法についても不満を爆発させ、場外乱闘に発展するであろうことは容易に想像できる。

レイカーズはレブロンを獲得し、今オフ最大の勝者となった。しかし、来シーズンもラバー・ボールの歯に衣着せぬ発言に頭を抱えることになりそうだ。