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少なくとも来シーズンはコアメンバーをキープ

NBAでは7月1日からフリーエージェント選手との交渉が解禁された。早速、王者ウォリアーズにとって今夏の最優先事項だったケビン・デュラントとの再契約が合意に達したようだ。

第一報を伝えた『New York Times』によれば、デュラントはウォリアーズとの2年契約に合意。新契約の1年目にあたる2018-19シーズンの年俸は3000万ドル(約33億円)で、2年目には年俸3150万ドル(約35億円)のプレーヤーオプションがつけられるとのこと。

昨年キャリア初優勝を達成したデュラントは、フリーエージェントになったベテランのアンドレ・イグダーラとショーン・リビングストンがウォリアーズと再契約できるよう、自ら1000万ドル(約11億円)以上の減額を受け入れて2500万ドルでサイン。再びフリーエージェントになった今回は、デュラントにとっては満額での再契約となった。

ボブ・マイヤーズGMは2連覇達成後、デュラントについて次のような言葉で絶賛していた。「10年はチームにいてもらいたい。彼は望める形での契約を手にする資格を得た。単にサインしてもらえれば、それで良い。それと同時に、彼には幸せになってもらいたいし、いたいだけチームにいてもらいたい。彼がチームのレイアウトを作った。好きなようにしてもらいたい」

これで少なくともあと1シーズンは現在のコアメンバーで戦えることになったウォリアーズ。3連覇を盤石なものにするため、マイヤーズはこれからサポーティングメンバーのアップグレードという大事な仕事に取りかかる。