レブロンの苛立ちに理解を示す、元MVPのケビン・デュラント「プレーオフを含めるならMVPはブロンだ」

レブロンの苛立ちに理解を示す、元MVPのケビン・デュラント「プレーオフを含めるならMVPはブロンだ」

2020/09/22
ケビン・デュラント

一方でヤニスのMVP受賞も妥当と主張

今シーズンのMVPはバックスのヤニス・アデトクンボ、レイカーズのレブロン・ジェームズ、ロケッツのジェームズ・ハーデンの3選手に絞られたが、投票の結果、アデトクンボが2年連続でMVPに選ばれた。

レブロンは個人賞を選ぶ基準が曖昧なことに対し「結果を見た瞬間はイラッとした」と、怒りをあらわにした。それはアデトクンボが所属するバックスがカンファレンスセミファイナルでヒートに1勝4敗で敗れたことに起因する。レイカーズは現在も勝ち続け、ナゲッツとの西カンファレンスファイナルで2連勝中だ。

今シーズンのMVPなど各賞の評価基準は、レギュラーシーズン中断前までのパフォーマンスが対象となった。だからこそ、アデトクンボを推す票が多く集まった。それでも、サンダー時代の2014年にMVPを受賞したケビン・デュラントは、長年しのぎを削ってきたレブロンの気持ちを代弁するかのように今回の結果に言及した。

「評価基準がレギュラーシーズンまでということは理解している。僕も君たちと同じように感じている。プレーオフを含めたシーズン全体で評価すべきだと思うし、もしプレーオフを含めれば、ブロンがMVPを受賞するのは自明の理だろう」

ただデュラントは、ルールに則ればアデトクンボの受賞は妥当とも語っている。「でも今のルールでは、なぜヤニスがMVPになったのかは分かる。彼の数字はクレイジーだったからね」

デュラントが言うように、アデトクンボはレギュラーシーズン63試合で平均29.5得点(リーグ5位)、13.6リバウンド(同2位)、5.6アシストと驚異的な数字を残した。また、チームもシーディングゲーム以前は52勝12敗と東カンファレンス首位を独走していた。ただ、アデトクンボ自身はカンファレナスセミファイナルで敗退したこともあり、「NBA優勝を成し遂げるまで、僕をMVPと呼ばないでほしい」と発言した。

選手にとって個人賞は特別なモノ。特にMVPは最も価値のある賞だけに、誰もが納得できる審査基準を設けた上で競い合ってほしい。

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