写真=Getty Images

2016年以降はイスラエルでプレー、3人制も経験

サンズ、ニックスで一時代を築いたアマレ・スタッダマイアーが、NBA復帰を検討していることを明かした。『The Michael Kay Show』に出演したスタウダマイアーは、NBA復帰の噂に「それは事実」と答えた。もしNBA復帰が実現すれば、2年ぶりの復帰になる。

2002年のドラフト全体9位でサンズから指名されたスタッダマイアーは、スティーブ・ナッシュとのデュオでサンズに黄金期をもたらした。ケガも多かったが、2010年にはフリーエージェントの権利を行使しニックスに移籍。当時『ドアマットチーム』だったニックスをプレーオフに導き、ヒートでプレーした2015-16シーズン終了後に引退を発表した。しかし、それから間もなくイスラエルリーグでの現役続行を決断し、ハポエル・エルサレムと契約を結んだ。

2016-17シーズンには、ユーロカップで19試合に出場して平均12.8得点、6.6リバウド、1.2ブロックを記録。2017年9月に2回目の現役引退を宣言した後、ラッパー兼俳優のアイス・キューブらが立ち上げた3人制のプロバスケットボールリーグ『BIG 3』のTri Stateと契約し、同じく元NBA選手のジャーメイン・オニール、ネイト・ロビンソンとプレーした。

スタッダマイアーのNBA復帰が実現するとしても、各チームの編成が一段落を迎える秋になるだろう。NBAキャリア14年で平均18.9得点、7.8リバウンドを記録したスタッダマイアーを獲得するチームが現れるかどうか、その時を静かに待ちたい。