この試合でもフィールドゴール14本中3本成功と苦戦
西カンファレンス・ファーストラウンド、クリッパーズvsマーベリックスは、第4戦を終えて2勝2敗のイーブンとなった。
現地8月23日に行われた第4戦は、ルカ・ドンチッチの劇的なブザービーター3ポイントシュートが決勝点となり、マブスがオーバータイムの末に135-133で勝利を収めている。
最大21点のリードをし、それを守れていれば王手をかけることができていたクリッパーズにとっては、精神的にも痛い敗戦だ。だがカワイ・レナードは、ラストプレーでシュートを成功させたドンチッチを称えている。
「(最後のプレーでの)スイッチはゲームプランだったけど、あのすごいシュートを決めた彼は、いずれにしても素晴らしい選手だ。自分のスポットを見つけて、それで決めたんだから」
この結果により、今シリーズは俄然面白くなった。しかしクリッパーズのポール・ジョージはシリーズ第1戦からシュートスランプに陥り、第4戦もフィールドゴール14本中3本(成功率21.4%)と苦しんだ。
ジョージは試合後に相手を称えながらも自分の不甲斐なさをこう悔やんだ。「素晴らしいプレーをしている相手を称えたい。相手は守備も良いし、シュートを決めていて、ルカも本当に素晴らしいプレーをしている。相手を称えるべき時には称えないといけない。ただ、よくよく考えてみれば、自分が今よりもっとシュートを決めていたら、このシリーズはだいぶ違っていたはず。 それは明らかなことだ」
第5戦に勝った方が王手をかけることになる。勢いづくマブスが取るのか、それとも上位シードのクリッパーズが意地を見せるのか、第5戦は25日に行われる。