写真=Getty Images
追いすがるスパーズを直接対決で破り、カンファレンス首位と年間勝率1位が確定
4月7日、オラクル・アリーナでスパーズを迎え撃ったウォリアーズは、27得点のステファン・カリーにオフェンスを牽引され、112-101でライバルを下した。これでNBA史上2チーム目となる年間70勝に到達した。
ここ3試合で2敗を喫し、ブルズが1995-96シーズンに達成した年間最多勝記録(72勝10敗)更新も危ういと思われた中、ウォリアーズがプレーオフ最大の好敵手であるスパーズに快勝。10日に予定されているスパーズとのリマッチを含めた残り3戦で全勝、という厳しい条件付きではあるが、新記録誕生の可能性は残されている。
ヘッドコーチのスティーブ・カーは、主力選手に休養を与えることも考えているだろう。だがここまで来た以上、選手たちは新記録達成しか考えていないようだ。
ドレイモンド・グリーンは試合後、「ロッカールームでは、ほとんどの選手が『(新記録まで)もうすぐだ。俺たちは、ここにたどり着くために努力してきた。やってやろうぜ』と話しているよ」と、コメントしている。
直近の2敗ではターンオーバーの多さが目立ったウォリアーズだったが(セルティックス戦では22、ティンバーウルブズ戦では23)、この日は試合を通じ16回に抑えた。
52-40で前半を折り返すと、カリーを中心に第3クォーターにリードを広げる。カリーは第3クォーターだけで15得点、4アシストを記録。チーム全体でも第3クォーターのシュート成功率は脅威の80%にのぼり、前回の対戦での合計得点(79)を早々に上回り、同クォーター終了までに18点差(87-69)をつけて勝利をほぼ決定付けた。
これでウォリアーズの西カンファレンス1位と今シーズンのリーグ最高勝率は確定。NBAファイナルまでのホームコート・アドバンテージを獲得した。
これで敵地でのウォリアーズ戦2試合は2敗。スパーズは明日も敵地でナゲッツと対戦し、一日の休養を挟んで地元でウォリアーズを迎え撃つ。
ラプターズ | 87 | – | 95 | ホークス |
ブルズ | 98 | – | 106 | ヒート |
サンズ | 124 | – | 115 | ロケッツ |
ティンバーウルブズ | 105 | – | 97 | キングス |