ロングシュート不発でも勝てることを証明したロケッツ、敵地での連勝で突破に王手

2018/05/07
NBA&海外
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写真=Getty Images

クリス・ポールに慢心なし「ハングリーな気持ちで」

ロケッツは3ポイントシュートが決まらなければ勝てない、という台詞は過去のもの。5月6日にビビント・スマート・ホームアリーナで行われた西カンファレンス・セミファイナル第4戦で、彼らがそれを実証した。

ロケッツは試合を通じ3ポイントシュートを38本中10本しか成功させられなかった。しかし、この試合で勝利の立役者となったのはフィールドゴール23本中12本成功で27得点を記録したクリス・ポール。3ポイントシュートを1本しか決めなかったポールは、試合後「自分はミッドレンジからのシュートをレイアップのように決められる」と自らのジャンプシュートの技術を誇った。実際、183cmのポールは、203cmのジョー・イングルズ、216cmのルディ・ゴベアの前から次々にミッドジャンパーを決め、オフェンスを引っ張った。

相棒のジェームズ・ハーデンも「今日の彼はすごくアグレッシブだった。チームに必要な彼のプレーを見せてくれたよ」と、ポールを称えている。

敵地で連勝したロケッツは、シリーズ3勝1敗でカンファレンス決勝進出まであと1勝に迫った。だがポールに慢心は見られない。それもそのはずで、クリッパーズ時代の2015年、ロケッツと対戦したカンファレンス準決勝で3勝1敗から逆転負けを喫した経験があるからだ。3年前、ポールは高い『授業料』を支払った。だからこそ王手をかけても気を抜かない。

「第5戦はホーム開催だからといって、勝てるなんて思ってはいけない。相手の(クイン)スナイダー・コーチは素晴らしい指導者で、対戦相手によって対策を練ってくる。俺たちはハングリーな気持ちで戦わないといけない」とポールは言う。

33歳の誕生日を勝利で飾ったポールは、キャリア初のカンファレンス決勝進出を懸け、気持ちを切り替えて8日の第5戦に臨む。