出場機会を求めてレンタル移籍
仙台89ERSは今日、琉球ゴールデンキングスの寒竹隼人と2020-21シーズンの期限付移籍契約を結んだことを発表した。
寒竹は現在33歳のスモールフォワード。Bリーグ開幕を島根スサノオマジックで迎え、その後、大阪エヴェッサを経て、2018-19シーズンからの2シーズンを琉球でプレーした。194cmのサイズながらアウトサイドシュートを得意とし、昨シーズンは31試合に出場してベテランとしてチームを支えていた。
桶谷大GM兼ヘッドコーチは「クイックリリースから放たれる正確無比な3ポイントシュートは、ナイナーズの新たな武器になってくれると思います」と寒竹に期待を寄せている。
寒竹はクラブを通して次のコメントを発表している。「桶谷ヘッドコーチをはじめ、沢山の方々が築き上げてきた素晴らしいナイナーズの魂を共に燃やしたいという強い気持ちで溢れています。B2優勝、B1昇格という唯一無二の目標を皆さまと達成し、このチームに新たなる歴史を刻み、勝者のカルチャーを作り上げて行きます。ファンの皆さまと会場でお会いできる日を楽しみにしています!」
5月に琉球との契約継続をすでに発表していたが、レンタル移籍に至った経緯を琉球はこう説明している。「2020-21シーズンの選手契約(単年)を締結し、5月11日に公式サイトにて発表しておりましたが、選手構成が固まった後に出場機会を求める寒竹選手の意向を受けて移籍先を模索することになりました。本人からの希望に従い、移籍先が仙台に決まりました。なお、移籍期間は今シーズン末までのため、レンタル移籍ですが実質的な退団となります」
なお、寒竹も琉球のリリースを通じて「自分の意見や考えを最大限に尊重していただいた球団には感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントしている。
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