「『バブル』の環境は全選手平等じゃない」
NBAはオーランドでの『バブル』で練習試合(スクリメージ)を経て、7月30日からいよいよ公式戦を再開する。
練習、試合、メディア対応をこなす選手たちの中には、ディズニーリゾート到着後に部屋や提供される食事の画像や動画をソーシャルメディアに投稿し、冗談半分で不平不満を漏らす選手もいた。
ペリカンズのJJ・レディックは、キャリア14年目の大ベテランらしく現状を受け入れているものの『Global Kid Power Hour』とのインタビューで、外部に知られていない『バブル格差』についてジョークを交えて触れた。
中断期間中に自宅で料理をする時間が増えたというレディックの話から、ホテルの部屋についての話題になり、彼は「台所があると良いけど、自分の部屋は狭くてソファもない」と言い、こう続けた。
「名前は言わないけれど、チームメートの部屋やスーパースターが滞在している違うホテルの部屋の動画を見た。言っておくけれど、『バブル』の環境は全選手平等じゃない。寝室が2、3部屋ある部屋を割り当てられている選手もいる。僕には割り当てられていないけれど、台所がついた部屋もある。僕はこのリーグで14年もやっていて、36歳だけど、良い部屋は割り当てられなかった。問題ないけどね(笑)」
大ベテランのレディックへの対応がこれなら、1年目の八村塁ら若手がどういう環境で日常生活を送っているのか、気になるところだ。