今夏の現役引退報道を「言っていない」と否定
今シーズン開幕前から、40歳のマヌ・ジノビリがシーズン終了後に現役を引退するのではないかという憶測が報じられ続けている。一部報道では、ジノビリが今シーズンを最後にすると話したと伝えられたが、『Clutch Point』が本人に確認したところ、「そんなことは言っていない」と答えたという。
もちろん、年齢を考えれば引退を決断してもおかしくない。しかし、このまま大きなケガなく今シーズンを終えられれば、2018-19シーズンも現役を続ける可能性は残されている。
ジノビリは、昨年にスパーズと2年契約を結んだ。つまり、契約は来シーズン終了まで保証されているということ。今シーズンのジノビリは、出場時間20分ながら平均8.6得点、2.1リバウンド、2.5アシストを記録。プレーから衰えは一切感じられず、盟友トニー・パーカーとともにセカンドユニットを引き締め、僅差の試合終盤には堅固なディフェンスで勝利に貢献する試合も少なくない。
4月3日のクリッパーズ戦に敗れて19シーズン連続の年間50勝到達の可能性は潰えたが、ジノビリは21シーズン連続のプレーオフ進出確定に向け、すでに気持ちを切り替えているはず。プレーオフの結果がどうあれ、シーズンの大半を通じてエースのカワイ・レナード抜きで戦っただけに、完全燃焼とは言えないのではないだろうか。
去就についてはシーズンが終わったところで、時間をかけて自分と向き合い、結論を下すことになる。それでも、今の諸々の状況を考えれば、ジノビリが現在の契約を全うし、スパーズで17年目のシーズンとなる2018-19シーズンもコートに立っている可能性は高いと見ていいだろう。
Manu Ginobili cleverly found LaMarcus Aldridge through the defenders legs to take tonight's #AssistOfTheNight! #GoSpursGo pic.twitter.com/kYJC3qroxJ
— NBA (@NBA) 2018年4月4日