キャバリアーズのJR・スミス、セラピー犬に助けられホーネッツ戦で久々の爆発

2018/03/30
NBA&海外
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写真=Getty Images

犬と触れ合ってリラックス、本来の力を発揮

キャバリアーズのJR・スミスは、一度リズムに乗ったら止まらない凄腕シューターだ。しかし、オフェンスに関しては好不調の波が激しいのが難点で、いつ爆発するか分からない『Xファクター』でもある。

JRは、今シーズンは開幕から思うようなパフォーマンスを発揮できていない。その理由は本人にしか分からないだろうが、開幕前にはドウェイン・ウェイドにポジション争いで敗れてベンチスタートに。その後、ウェイドがベンチに回ると、JRは先発シューティングガードの座に返り咲いた。ライバルだったウェイドはトレードデッドラインに古巣ヒートにトレードされたが、JRは再びセカンドユニットでの起用をヘッドコーチのタロン・ルーに命じられた。

2016年の優勝に貢献したスミスは、選手として成熟した。若い頃は素行の問題を取り上げられることも少なくなかったが、今では基本的にチームファーストの選手だ。ただ、起用法が定まらないことで自分のリズムをつかめず苦労する選手は少なくない。おそらく、リズムの変調がスランプの要因になったのだろう。だが、3月28日のホーネッツ戦ではベンチからフィールドゴール9本中8本成功の19得点と大活躍。その影には、セラピー犬による『癒し効果』があった。

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『Cleveland.com』によれば、試合当日、ノースカロライナ大学野球プログラムのセラピー犬がチームのホテルを訪問し、選手たちと交流した。スミスは、ゴールデンレトリバーのレミントンを気に入り、身体を撫でるなどして心を落ち着かせたという。ホーネッツ戦後、スミスはこう語っている。「自分にとって、まさに必要なことだった。試合から頭を切り離すことがね。それで気分転換になった。自分は感情的な人間で、あまり多くを表現しない。だから、すごくありがたかった」

スミスは、起用法に対するフラストレーションについては何も語っていない。しかし、自分のプレーができず、歯がゆい思いをしていたのは間違いない。

キャブズがプレーオフでセルティックス、ラプターズらライバルに勝つには、優勝を知るJRの活躍が欠かせない。レブロン・ジェームズ、ケビン・ラブが苦しんだ時こそ、彼のような『飛び道具』の出番がやってくる。今回はノースカロライナ大学の厚意で実現したセラピー犬との交流だったが、この効果が本物ならば、キャブズはセラピー犬の導入を真剣に検討すべきかもしれない。