ジャマール・クロフォード

ネッツがベテランスコアラーを獲得

長らく無所属が続いていたジャマール・クロフォードが、ネッツとの契約に合意したと『The Athletic』が報じた。

2018-19シーズンはサンズでプレーしたクロフォードだが、2019-20シーズンは開幕後もフリーエージェントの状態が続き、その去就が注目されていた。

カイリー・アービングとケビン・デュラントがケガのため再開後もプレーできず、ディアンドレ・ジョーダンは新型コロナウイルス検査で陽性と判定されたために不参加を表明。また、スペンサー・ディンウィディにも陽性結果が出たため、再開後のシーズンに参加できるかは分かっていない。そのため、ネッツは手薄となったロスターに経験豊富なクロフォードを補充した。

現在40歳のクロフォードだが得点能力はリーグでも屈指で、サンズでプレーした昨シーズンの最終戦では51得点を挙げ、史上最年長(39歳と20日)での50得点超えをやってのけたほどの力を残している。おそらくネッツではベンチからの起用になるが、キャリア平均14.6得点のスコアラーの存在はチームにとって心強い。

所属先が決まらないままNBAは中断してしまったが、その間もクロフォードは復帰をあきらめずにプレーしていた時と同じようにトレーニングを続けていた。およそ1年4カ月ぶりの実戦で健在な姿を披露してくれるのか、ネッツデビュー戦を楽しみに待ちたい。