「チームは今季成熟していかないといけません」
秋田ノーザンハピネッツは今日、前田顕蔵ヘッドコーチとの契約継続を発表した。
前田は大阪出身の38歳。高松ファイブアローズ(現香川ファイブアローズ)でアシスタントコーチやヘッドコーチを経験した後に、2015年から秋田のアシスタントコーチを務め、昨シーズンにヘッドコーチに昇格した。ジョゼップ・クラロス・カナルス前ヘッドコーチのディフェンスマインドを引き継ぎながらも、より強固なディフェンスを構築。その結果、失点数ではB1で3位になり、クラブ初となるB1での勝率4割超えを達成した。アメリカでの留学経験もあるため、日本人選手だけでなく外国籍選手にも自分の言葉で指示を出すことができ、選手からの信頼も厚いヘッドコーチだ。
前田はクラブを通して次のコメントを発表している。「このコロナ禍の状況の中、どうやって地域に貢献していけるのか、プロチームとしての存在意義などとても多くの事を考えさせられました。秋田を強くするという事は地域の皆様に元気をもたらす事にも繋がるとも思っています。チームは今季成熟していかないといけません。そして、より多くの勝ち試合を皆さんに届けられるよう準備していきます」
「また、バスケットボール以外の部分でも、より地域の皆さんと寄り添い、何が出来るのか考え行動に移していければと思います。厳しい状況は変わりませんが、みんなで助け合いこの状況を乗り越えましょう。覚悟を持って挑戦しますので、今季も日本一の応援を宜しくお願いします!」