完全復帰に向けてまた一歩前進
昨シーズンのNBAファイナル第6戦で左膝前十字靭帯を断裂する大ケガを負ったウォリアーズのクレイ・トンプソンが、完全復活に向けてまた一歩前進した。
『The Athletic』によれば、トンプソンは数週間前に最後のメディカルチェックを無事に済ませ、制限なしでの練習を始めている。今シーズンはステフィン・カリーら主力のケガが相次ぎ西カンファレンス最下位に沈んだものの、カリー、ドレイモンド・グリーン、トンプソン、シーズン途中のトレードで加入したアンドリュー・ウィギンズ、そして伸び盛りの若手が噛み合えば、2020-21シーズンから再び優勝戦線を盛り上げられるチームになるという意見は多い。
新型コロナウイルスの影響によりまだ3対3、あるいは5対5の実戦練習はNBAが許可していないとはいえ、トンプソンが本格的にトレーニングを再開させられるようになったのは朗報だ。
ウォリアーズが巻き返しを図るためにも、昨シーズンに平均21.5得点、3.8リバウンド、2.4アシストを記録したトンプソンの完全復活は欠かせない。実戦練習が解禁される日まで、強度の高いトレーニングを続け、復帰に向けてギアを上げていく。