「今からキャンプができるのはアドバンテージ」
2019-20シーズンのロケッツは、2月のトレードデッドラインに大型センターのクリント・カペラを放出し、スモールボール戦術を徹底する大胆な策に出た。
オフボールの動きから作り出すスペースや3ポイントシュートでサイズ不足を補おうとしたロケッツは、オールスターブレーク以降5連勝を記録するが、その後の5試合では4敗を喫するなど、新たなシステムを浸透させるには一定の時間が必要と見られた。
3月11日から中断しているシーズンは、7月末からオーランドのディズニーリゾートで再開する予定で、その前に各チームは短期のトレーニングキャンプを行う。ロケッツを率いるマイク・ダントーニは、そのキャンプがチームのアドバンテージになると考え、再開後のプレーに自信を見せている。
ダントーニはリモートインタビューで「我々はシーズン中盤にチームの形を変えた。サイズのある選手を使う形からスモールボールに変更したんだ」とコメントし、こう続けた。「これでチーム全員が同じ方向を向いてできるし、レベルアップできる。キャンプが楽しみだよ。これは我々にとってアドバンテージになる」
プレーオフではサイズ不足が仇になると言われているが、実際にどうなるかはやってみなければ分からない。ダントーニが考えるチームの形が出来上がるかどうか、再開後のロケッツに注目したい。
Season Series Win ✔️
? Harden 38pts
? Westbrook 34pts#RocketsRewind Highlights ⤵️ pic.twitter.com/jmKLEMbyTU— Houston Rockets (@HoustonRockets) March 29, 2020