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復帰したキャブズ戦で22得点の活躍

スパーズのベテランシューターであるダニー・グリーンは、身に降りかかった災難を経て、これから敵地での遠征中に回避すべきことを新たに見つけた。それは、スパゲティは決して口にしないこと、だ。

食中毒の症状により、2月23日にデンバーで行なわれたナゲッツ戦を欠場したグリーンは、25日のキャバリアーズ戦で復帰。今シーズン初めてベンチから出場したものの、9本中5本の3ポイントシュート成功を含む22得点を記録し、110-94での勝利に貢献した。

試合後グリーンは、遠征中に食べたスパゲティで食中毒になったことを明かした。「これからは遠征中にスパゲティを食べない。気分が悪くなって戻したことなんて、この20年で2回目くらい。変な感じだったけれど、吐いたら楽になった」と語った。

牡蠣のような生ものならまだしも、過熱調理したスパゲティで食中毒というのは珍しい。しかし、どんな食べ物にも注意は必要だし、アウェーゲームで馴染みのない街を訪れ、知らない店で食事をするならなおさらだ。蓄積した疲労で免疫機能が弱っていたことが感染した原因かもしれないが、強豪スパーズに欠かせない頼れるシューターだけに『事故』の再現を繰り返さない自己管理が求められる。