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リーグと球団の『粋な計らい』で22番の継承が実現

ラリー・ナンス・シニアは、息子のナンスJr.がレイカーズからキャバリアーズにトレードされたことを誰より喜んだ。彼が現役時代を過ごし、レジェンドとなったのがキャブズだからだ。そして、自身の永久欠番である『22』を息子に着けてもらおうと、球団に永久欠番の解除を申し入れた。

当初ナンスJr.は、父の永久欠番という栄誉を奪うことはしないと固辞したそうだが、2月22日のウィザーズ戦を前にロッカールームで会見を開き「22番を着ける」と宣言した。

本来ならシーズン中の背番号変更は許されないが、今回はリーグが例外として承認した。また、ナンスJr.が懸念していたシニアの永久欠番についても、球団は22番をキャブズの永久欠番として扱い続ける。

こうしてリーグと球団の『粋な計らい』で問題がクリアとなり、ナンスJr.は「父のジャージーが永久欠番のままになる。これ以上うれしいことはない。多分、来週から番号が変わる。僕は昔から22番を着けてプレーしてきた。クリーブランド・キャバリアーズの22番を着けられるなんて、夢が叶ったなんてものじゃないくらいうれしい」と、喜びを表現した。

ナンスJr.は、先週末ロサンゼルスのステイプルズ・センターで行なわれたスラムダンク・コンテストで、父親へのリスペクトをパフォーマンスで表現。キャブズのアップウェアから早変わりしてサンズ時代のシニアのジャージー姿になると、1本目の試技では父が1984年の第1回大会で決めた『ゆりかごダンク』を完コピ。決勝ラウンドでは、シニアとのコンビダンクも決めて会場を沸かせた。

キャブズの22番を着けたナンスJr.の雄姿は、2月27日にホームで行なわれるネッツ戦でお披露目される予定だ。