日本代表としても経験豊富なビッグマン
三遠ネオフェニックスは今日、太田敦也との2020-21シーズンの契約継続を発表した。
太田は日本代表としての経験も豊富な206cmのセンター。2007-08シーズンから三遠でプレーし、来シーズンで14年目を迎える大ベテランだ。身体を張り、泥臭い仕事に徹することができる太田は、スタッツには表れない献身的なプレーでチームを長年支えている。今シーズンは41試合のすべてに出場し、平均17.6分で4.3得点、3.1リバウンドを記録した。
太田はクラブを通して次のコメントを発表している。「昨シーズンは皆さんに勝つ姿をなかなかお見せ出来ずに途中でシーズンが終わってしまったので、来シーズンはこれまで以上に勝利をお届けできるよう今から準備し、手洗いうがいをし体調も気をつけて行きたいと思います」
今シーズンの三遠は開幕から16連敗と大苦戦、ウインターカップで活躍した河村勇輝を特別指定選手として加えたことで話題は集めたものの、成績は上向かず。リーグワーストの5勝36敗と低迷した。新型コロナウイルスの影響でシーズンが打ち切りとなり、降格は免れたが、危ないシーズンだったことに変わりはない。チーム立て直しのため、太田が新シーズンもゴール下にいる意味は大きい。