キャブズの刷新に好印象を抱いて復帰を待つケビン・ラブ「きっと僕らは強くなる」

2018/02/21
NBA&海外
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写真=Getty Images

左手小指の骨折で3月下旬まで戦線離脱

ケビン・ラブは苦しいシーズンを送っている。シーズン前半、波に乗れないチームに合わせるように調子が上がらず、1月末に左手小指を骨折し、現在は戦線離脱中。オールスターゲームへの出場もかなわず、トレードデッドラインで大幅に入れ替わったチームからも離れている。

ラブがケガをした時期、負け続きのキャブズの雰囲気は最悪だった。先発出場したラブが開始数分で体調不良でコートを去った1月20日のサンダー戦、キャブズは148失点の歴史的大敗を喫した。この時、ラブはチームの許可を得て先に帰宅していたが、試合後のチームミーティングで何人かの選手がラブの不在をなじったそうだ。後に関係者の発言から、その先頭に立っていたのがドウェイン・ウェイドだと明らかになる。またアイザイア・トーマスはメディアに「このチームには信頼関係がない」と発言していた。どちらも勝ちたい一心での言動だったのだろうが、いずれにしても勝てない状況で内輪揉めが起きていたのが当時のキャブズだった。

「負けた時にはしばしば起こることだよ」とラブはこの問題を深刻には受け止めていない。すべては終わったことで、騒動を起こしたと見られる選手の多くは、もうこのチームにはいない。ウェイド、トーマスを含む6選手がチームを去り、より若く野心的な4選手が加入した。

1月30日のピストンズ戦で指を骨折。選手の半数が入れ替わるチーム刷新と再スタートに立ち会えないことを悔やみつつも、ラブは復帰を心待ちにしている。「これから何が起こるのか楽しみにしているんだ。このメンバーで1カ月か2カ月やれば、きっと僕らは強くなるよ」

予定通りに復帰するにしても、あと20試合ほどはラブ抜きの戦いを強いられる。ここでどれだけ新たなメンバーを馴染ませてチームケミストリーを作ることができるか。かつての『ビッグ3』の一員であるラブを抜きに、キャブズの真の復活はあり得ない。