写真=Getty Images

デュラントは「最終的にはやっぱり愛だよ」

NBAオールスターゲームの前日練習が行なわれた17日、『チーム・レブロン』の一員としてともに戦うラッセル・ウェストブルックとケビン・デュラントが、再び会話する関係に戻ったことを認めた。

『Yahoo! Sports』によれば、デュラントは「大変なことのように考えるのをやめた。過去のことと割り切り、互いを認め合うのは良いこと。最終的にはやっぱり愛だよ」と語ったという。

しかし、ウェストブルックは少々温度感が違う。「コミュニケーションを取っているだけ。それ以外のことは見当違いで、必要な時に話しているだけ」とコメント。メディアの前ではあまり本音を言わないウェストブルックらしい答え方だ。

2016年7月にデュラントがウォリアーズに移籍して以降、2人の関係は一変した。レギュラーシーズン中の対戦では、ウェストブルックがデュラントに対して敵意をむき出しにしている。チームメートではなくなってから初めて一緒にプレーしたのは昨年のオールスターゲームで、試合序盤デュラントのロブパスからウェストブルックがアリウープを完遂させた瞬間、観客とベンチの選手が大歓声をあげたシーンが印象的だった。

当初はサンダーとウォリアーズが対戦するたびに大騒ぎになったが、試合を重ねるごとに緊張感は薄れている。デュラントとウェストブルックの関係も、親友に戻ることはないとしても、ピリピリムードは次第に緩和させていくはずだ。

違う道を歩み始めてから1年半、少なくとも言葉を交わすまでに2人の関係は修復された。明日のオールスターゲームでは、かつてのような阿吽の呼吸による連携が見られる場面が増えるかもしれない。

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