出場機会は減らすもスピードとディフェンスは健在
三遠ネオフェニックスは今日、チーム最年長の岡田慎吾との契約延長を発表した。
岡田は2006年にチームに加わった最古参の36歳。群馬クレインサンダーズが発足した際に、地元のクラブということで2シーズン在籍したことを除けば、OSGフェニックスの時代から三遠でのプレーを続けている。ここ数年は若手に出番を譲る形でプレータイムを年々減らしているが、持ち味のスピードとプレッシャーディフェンスは健在だ。
チームが5勝36敗と大苦戦した今シーズンも、噛み合わないチームを支えるべく23試合に先発出場して平均2.4得点を記録。特にチームが長い連敗を14で止めた2月の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦では、2ガードで出た河村勇輝をサポート。彼の作り出すハイテンポなバスケットをさらに加速させることで主導権を呼び込む働きを見せた。
もっとも、シーズンを通じて良いシーンが少なかったのはチームだけでなく岡田も同じ。クラブから発表されたリリースで「今シーズンの悔しさを挽回することは決して簡単なことでありませんが、強い意志と覚悟で結果を求めて日々精進してまいります。再びブースターの皆さんの前で走り回れる日が来ることを強く願っています」とコメントしている。