JJ・レディック

JJ・レディック「こういうやり方は好きじゃない」

NBAは3月中旬からシーズンを中断し、なかなか再開の目途が立たなかったが、アメリカでの商業活動が段階的に再開されるのに伴って動きが出始めた。先日は7月のレギュラーシーズン再開に向けてディズニー・ワールド・リゾートと協議中であることを発表。まだまだ課題は多いにせよ、具体的な話が出てきた今、シーズン再開は現実味を帯びてきた。

そのシーズン再開に向けて、ペリカンズのJJ・レディックが興味深い『噂』を耳にしたと、自身のポッドキャスト番組で明らかにしている。レディックによれば、東西カンファレンスの6位まではこのまま順位を確定させ、7位から11位、もしくは12位までのチームで第7シードと第8シードを決める案があるという。

東は7位のネッツ、8位のマジック、9位のウィザーズ、10位のホーネッツ、11位のブルズ、12位のニックス。西は7位のマーベリックス、8位のグリズリーズ、9位のトレイルブレイザーズ、10位のペリカンズ、11位のキングス、12位のスパーズ。この案が実現すれば、これらのチームがプレーオフ進出のラスト2枠を争うということになる。また東西の6位までは調整がてらレギュラーシーズンの数試合を消化する案もあるとのこと。

そして、東西13位以下のピストンズ、ホークス、キャバリアーズ、サンズ、ティンバーウルブズ、ウォリアーズについては、レディックが耳にした噂によれば「試合をする必要がない」という。

レディックは「自分はこういうやり方は好きじゃない。全チームがレギュラーシーズンの試合をこなすべきだ」と主張した。しかし、大会期間の問題からレギュラーシーズンの残り試合すべてを消化するのが難しく、何らかの形で大胆に試合数を減らすことが検討されているのであれば、実際に思い切った解決策を取るしかないのかもしれない。

再開までの詳細な日程、そしてプレーオフのフォーマットを含め、従来通りのやり方で2019-20シーズンを終わらせるのかどうか、NBAの発表を待ちたい。