「ザイオンにとって柔軟性を養うリハビリは極めて重要だ」
ペリカンズのフランチャイズプレーヤー、ザイオン・ウイリアムソンは、シーズン開幕直前に右膝の半月板を手術した影響で年明けまで欠場が続いた。
1月22日のスパーズ戦でようやくNBAデビューを果たした彼は、シーズンが中断されるまで19試合に出場し、平均23.6得点、6.8リバウンド、2.2アシストを記録。即NBAレベルに対応し、前評判通りの活躍を見せている。
しかし、復帰できたとはいえ、ザイオンにとって手術を受けたひざのリハビリは欠かせない。そこでペリカンズは、ロックダウン(都市封鎖)期間中も球団の練習施設でリハビリを続けられるようにNBAに特別な許可を求めて、承認された。
『NOLA.com』によれば、ペリカンズがリハビリの許可を求めたのは、ザイオンと1月から腰の負傷で2カ月以上欠場していたケンリッチ・ウィリアムズの2人で、両選手はシーズン中断後も練習施設で身体を動かしているという。
球団運営部門副代表のデイビッド・グリフィンによれば、ザイオンは手術したひざ周辺の筋力強化と同時に、柔軟性を高めるリハビリを続けていた。「ザイオンにとって柔軟性を養うリハビリは極めて重要だ。ロックダウン中はコートでの練習は許可されなかったが、必要なリハビリは続けることができた。許可を出してくれたリーグに感謝している」とグリフィンはコメントしている。
まだ憶測の域を出ていないが、2019-20シーズンは6月下旬から7月頃に再開されるのではないかと伝えられている。プレーオフに進出する最後の枠を決める下位チーム参加のトーナメント実施案も出ていて、中断前の時点で西の10位だったペリカンズにとって、ザイオンは必要不可欠な存在だ。再び試合ができる日を万全な状態で迎えるため、ザイオンは地道なリハビリを続けている。