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司令塔シモンズのプレー選択肢を増やす戦力に

ホークスを解雇されたマルコ・ベリネリが、近日中にセブンティシクサーズと契約する可能性が高いと『ESPN』が報じた。

今シーズンのベリネリはホークスで52試合に出場し、平均11.4得点、3ポイントシュート成功率37%を記録している。NBAキャリア10年でウォリアーズ、ラプターズ、ホーネッツ(現ペリカンズ)、ブルズ、スパーズ、キングス、ホーネッツ、ホークスを渡り歩いてきたいわゆるジャーニーマン。主にセカンドユニットでの起用が多いものの、得意のロングシュートで使えるスペースを広げてくれる貴重な存在で、2014年にはスパーズの優勝に貢献した。

東カンファレンス最下位のホークスは再建段階を迎え、今後数年は若手育成に力を注ぐことを決めた。つまり、ベリネリのように一芸に秀でる『ロールプレーヤー』がいる居場所ではない。そこで東8位のシクサーズが、頼れるベテランの力を借りようとベリネリに白羽の矢を立てたと思われる。

東は首位をラプターズとセルティックスが争う形となり、3位のキャバリアーズから8位のシクサーズまではわずか3.5ゲーム差でひしめき合っている。今シーズンのシクサーズは、ベン・シモンズ、ジョエル・エンビードを軸に、JJ・レディックら経験豊富なベテランを集めて勝てるチームへと変貌を遂げた。6年ぶりのプレーオフ進出を実現させるためには、レギュラーシーズン後半戦の1勝がモノを言う状態にある。

シクサーズの3ポイントシュート成功率はリーグ14位の36.2%。ここにベリネリが加われば、司令塔シモンズの選択肢も増え、エンビードの力、シモンズ自身の得点力もさらに生きてくる。現代のNBAで必要不可欠な凄腕シューターをロスターに加えられれば、シクサーズが一気に数チームをごぼう抜きして東のトップ4に浮上することだって十分に考えられる。チームからの正式発表を待ちたい。