レブロン・ジェームズ

「今シーズンをあきらめていない」

レイカーズは新型コロナウイルスの感染拡大により2019-20シーズンが中断された時点で、すでにプレーオフ出場を決めていた。49勝14敗で西カンファレンス首位に立つチームを牽引するレブロン・ジェームズはUninterruptedの番組『WRTS: After Party』でシーズンの再開を強く望んでいると発言した。

「もちろん今シーズンをあきらめていない。僕もチームメートも球団も全員が再開を望んでいる。個人的に付き合いのある選手たちも同じ思いだ」

「ただ、選手や家族の健康を危険に晒すつもりは全くない。今回のパンデミックは未知の現象でコントロールしようがない。パンデミックを調査してデータを集めている専門機関の意見に耳を傾けるつもりだ。でも、もう一度プレーしたい」

レイカーズは5月16日に練習施設の利用を再開した。カリフォルニア州知事は先日、州で開催されるプロスポーツの試合は無観客で最短で6月第1週に再開される可能性があると明言している。レブロンは以前、無観客での試合開催には反対の意向を示していたが、それを受け入れてでもシーズンを再開したいと望んでいる。

今シーズンのレブロンは60試合に出場し平均25.7得点、7.9リバウンド、10.6アシストを記録。チームも自身も好調のため、リーグ再開を望むのは当然だろう。だが、レブロンは成績云々ではなく、単にバスケットボールの楽しさを伝えたいのだ。

「またプレーしたいんだ。バスケットボールがしたくて仕方がないよ。バスケットボールがどれだけ元気を与えることができるか僕は知っている。スポーツ自体がそういうものだ。なるべく早くコートに戻りファンにバスケットボールを届けたい」