コービーとのファイナル決戦が実現せず悔やむレブロン「もっと努力すべきだった」

2018/02/05
NBA&海外
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写真=Getty Images

世界中のNBAファンが望んだ『幻の対戦』

ここ3年、NBAファイナルはキャバリアーズとウォリアーズの対決が続いている。レブロン・ジェームズvsステフィン・カリー、あるいはレブロンvsケビン・デュラントというスーパースター同士の激突が話題になった。間もなく開催されるオールスターゲームでもスター同士の競演は実現するものの、やはり真剣勝負、優勝がかかるNBAファイナルでの対決こそ、選手もファンも胸を熱くする。

NBAファンにとって、どうしても見たかったファイナルでのマッチアップは、マイケル・ジョーダンvsコービー・ブライアント、もしくはコービーvsレブロンではないだろうか。

前者は、チームが強かった時期が重ならなかったため実現しなかった。1990年代に最強と呼ばれたブルズの中心だったジョーダンに対し、コービーがレイカーズを3連覇に導いたのは2000年代に入ってから。だが後者のコービーvsレブロンは、2008年から10年にかけて実現する可能性があった。

2008年のNBAファイナルに勝ち進んだのは、2007年の夏にケビン・ガーネット、レイ・アレン、ポール・ピアースによる『ビッグ3』を結成したセルティックスと、コービーのレイカーズ。レブロンのキャバリアーズは、東カンファレンス準決勝でセルティックスに敗れている。

レブロンがシーズンMVPを初めて受賞した2009年には、キャブズが東の準決勝でドワイト・ハワードを擁する新興勢力マジックに敗れている。前年のファイナルでセルティックスに敗れたレイカーズは、マジックを下して7年ぶりの優勝を果たした。

そして2010年、2連覇を狙うレイカーズは、盤石の強さで3年連続のファイナル進出を果たしたのだが、キャブズは東の準決勝で再びセルティックスを超えられなかった。この年の夏、レブロンはフリーエージェントの権利を行使してヒートに移籍し、盟友ドウェイン・ウェイドとクリス・ボッシュと『スリーキングス』を結成。一方のレイカーズは2度目のスリーピート(3連覇)達成をもくろみ、2010-11シーズンも優勝候補の一角に挙げられたのだが、結果的に優勝したマーベリックスに西の準決勝でスウィープ(0勝4敗)負けを喫してしまった。

2010-11シーズンから現在まで、レブロンは所属チームこそヒートからキャブズに変わったが、6年続けてファイナルに勝ち進み、2016年にキャブズで悲願の優勝を成し遂げた。コービーは、2012-13シーズン以降は大きなケガに苦しみ続け、2016年にコートを去った。

The Finals we deserved but never got. ???? #FBF

SLAMさん(@slamonline)がシェアした投稿 -

とはいえ、いまだにコービー対レブロンをファイナルで見てみたかったという声は多い。『SLAM』は、2人がマッチアップする画像に「ファンが見るべき対戦だったが、一度も実現しなかった」というメッセージをつけてInstagramに投稿。

この投稿に、レブロン自ら返信を書き込んだことが話題になっている。レブロンは「実現できるように努力したんだよ。畜生! 当時もっと努力すれば良かった」と書き込み、コービーとの対決を実現させられなかったことを悔やんだ。

もし尊敬し合う2人の対決が実現していたら、間違いなくNBAファイナル史に残る名勝負になったに違いない。いずれレブロンが現役を退いた後、頂上決戦で交わらなかった運命について、それぞれが思うところを語る日がやって来るのかもしれない。