ドレイモンド・グリーン

「世の中には白黒つけられることなんてない」

先月、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは『Uninterrupted』とのインタビューで、2018-19シーズン中ケビン・デュラントの去就問題がタブーになっており、それがチームに影響したと発言。グリーンのこの発言に対し、今度はデュラントの代理人が反論した。

デュラントの代理人リック・クレイマンは『The Athletic』とのインタビューでグリーンの主張を真っ向から否定した。「グリーンの『ケビンは自身の去就についてチームに知らせるべきだった』という考えには同意できない。なぜなら、世の中には白黒つけられることなんてないからだ。知らせようが知らせまいが批判されていたはずだ」

「ケビンは時々迷っていた。気持ちが揺らいでいたんだ。シーズン中に気持ちが変わることは誰にでもあることだ。将来自分がどう感じるか分からないことについてはっきり宣言することはできない。ファイナルでケビンがどうなったか思い出してほしい。誰にも全く予想できなかったことが起きたんだ」

クレイマンはデュラントがウォリアーズとの再契約、または退団どちらにコミットしても状況は変わらなかったと主張した。「仮にケビンが2018-19シーズン開幕時に去就を発表したとしよう。果たしてそれで選手がプレーしやすくなっただろうか?きっとケビンは質問攻めにあっていたはずだ。いざこざがなくなったわけではない」

「いずれにせよ揉め事は避けられなかった。ケビンの去就とは何の関係もない。人はその時々で気持ちが変わるものだ。ドレイモンドは僕の友人だけど、それが事実だ。今では誰も気にしてもいない。もう終わったことだ」