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指揮官カーの粋な計らい、バースデー休暇を満喫

アンドレ・イグダーラはキャリア14年目、最強チームであるウォリアーズを支える『三十路セカンドユニット』の筆頭。1月28日に34歳となったが、プレータイムが限られる起用法もあって衰えは全く感じさせない。いや、必要とあれば30分を超えてもアグレッシブにプレーし続ける精力さを維持する彼には、先発起用にも十分に応えられる力がある。

27日のセルティックス戦を終えて、イグダーラは指揮官スティーブ・カーからバースデー休暇を与えられた。彼が向かったのは同じカリフォルニア州のサンディエゴ。ここで行われているゴルフのファーマーズ・インシュアランス・オープンを観戦し、自らも友人とゴルフを楽しみ、そして1年5カ月ぶりのツアー復帰で話題となっているタイガー・ウッズと会った。

「すごく楽しかったよ。僕にも現役引退が近いうちに訪れる。引退後の自分が何をするか、それに向けた準備を少しずつ進めているんだけど、すごく良かった」とイグダーラは言う。

引退後のゴルフ三昧の日々をイメージすることが、残るキャリアを頑張る力になるのか。それともタイガー・ウッズとの出会いがセカンドキャリアに向けた何らかの刺激になったのか。いずれにしても、最高の気分転換になったようだ。

オフからオンへ、セカンドキャリアから今まさに身を投じている戦いへ。十分にリフレッシュしたイグダーラは再び意識をウォリアーズでの戦いに向け、また大仕事をしてくれるに違いない。