「決して満足する選手ではないんだ」
クリッパーズのカワイ・レナードは、ミッドレンジシュートを得意とする代表格だ。このシュートをシグネチャームーブにするまでに積んだ努力の量は、容易に想像がつく。
その姿を見続けたトレーナーのクリント・パークスが、レナードの練習に対する姿勢を『Clutch Points』に語った。
パークスによれば、レナードにとってミッドレンジからのシュートは「レイアップ」だという。「初めて会ったのは、彼がまだ14歳の頃だった。その時から、彼は練習熱心な選手だった。そこから何も変わっていない。これまでにどれだけ成功を収めていようと、彼は毎年チーム内の競争に打ち勝つためにやっているかのように取り組む。決して満足する選手ではないんだ」
現在は新型コロナウイルスの影響でシーズン中断しているが、パークスは再び試合開催が可能になった際には、今までと変わらぬレナードが見られると断言する。
「昨シーズン、彼はケガから復帰して優勝した。シーズンが今シーズンが再開しようが、もしくは来シーズンからの仕切り直しになろうが、これまでと同じ彼を見られる」
今シーズンのレナードは、キャリアハイとなる平均26.9得点、7.3リバウンド、5.0アシストを記録している。
レナードはソーシャルメディアを使って発信するタイプではなく、今回のシーズン中断においては沈黙を守っているが、パークスが言うように、自宅待機中の今も日々自分を追い込み、スキルを磨いているに違いない。