篠山「このような時にアクションを起こすのは大事なこと」
川崎ブレイブサンダースが所属選手によるクラブスタッフへの寄付を行ったことを発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大によりBリーグも中止が決まり、リーグに関わるすべての人の生活にも影響が出ている。そんな中、所属選手より「新型コロナウイルスの影響により収入が減ってしまうスタッフを経済的に支援するため、選手でお金を出し合い寄付をしたい」という申し出があったという。
そして、「スタッフを支えたい」という選手の気持ちを受け止めたクラブは、ホームゲームやユース・スクール運営に関わる、日当や時給制のクラブスタッフへの一時金として、寄付の全額を支給することとなった。
篠山竜青は以下のコメントを発表している。「NBA選手がホームアリーナのスタッフのために寄付をするという記事を見て、日本のプロスポーツ界でもこのような活動が広がってもいいのではないかという思いもあり、選手みんなで相談して実施を決めました。プロスポーツ選手として、このような時にアクションを起こすのは大事なことだと考えています」
選手からの寄付は総額約300万円に達し、4月末日付で該当者へ一時金を支給するという。川崎はクラブが掲げる『一家団結』の精神を文字通り体現している。