ステフォン・マーブリー

「ニューヨークの役に立ちたい」

ニックスやネッツでプレーし、現在は中国のプロバスケットリーグCBA北京ロイヤルファイターズでコーチを務めるステフォン・マーブリーが1000万個のマスクをニューヨーク市民へ提供しようとしている。

マーブリーは1996年のドラフト全体4位で指名されティンバーウルブズへ入団。1年目はルーキーながら67試合に出場して平均15.8得点、7.8アシストを記録した。NBAで通算13シーズンプレーしキャリア平均19.3得点、7.6アシストをマークし、オールスターにも2度選出された。その後、2010年からは中国へ渡りCBAで3度の優勝を経験した。

『New York Post』によれば、マーブリーはニューヨークで新型コロナウイルスのパンデミックと戦う医療従事者へ、N95と呼ばれる型のマスクを1000万個届けようとしているという。このマスクは通常7ドル50セント(約800円)で売られているが、2ドル75セント(約300円)で提供できるように中国のサプライヤーと交渉中だ。

現在北京在住のマーブリーはブルックリンのコニーアイランド出身で友人や家族がパンデミックの影響を受けており、少しでも役に立ちたいという思いにかられた。

「僕はブルックリンの出身だ。僕の大切な心のふるさとで大変なことが起こっているからニューヨークの役に立ちたい。コニーアイランドには僕の家族がいる。たくさんの人がウイルスの被害にあっているから、今マスクがないと大変だ」

ニューヨーク市や州の職員からはマスクは足りていると伝えられたが、州の保健局はマスクについてマーブリーと連絡を取りたいと話しており、意見が食い違っているなどプロセスは難航している。それでも、マーブリーは知人に協力を依頼し、目標の1000万個のマスクを故郷に届ける予定だ。