写真=Getty Images
カリーは動じず「マッスルメモリーを試す良い機会」
12月3日にアメリカン・エアラインズ・センターでヒートと対戦したウォリアーズは、第3クォーターの猛攻で突き離し、123-95で快勝した。
実は、この試合のティップオフ前には珍しいハプニングが起きていた。ウォリアーズがシュート練習をしていた際、突然会場の照明が落ちたのだ。会場全体の電力には問題がなかったが、なぜか照明だけが落ちてしまったという。それでもウォリアーズの選手たちは、暗闇の中でシュート練習を続ける事態が起こったのだ。
ステフィン・カリーは、この経験について「初めてのことだけど、マッスルメモリーを試すには良い機会だった」とコメント。ケビン・デュラントは、シュート練習を終えた後に照明が落ちたようで「運が良くて、僕の練習が終わった後だった。でも、これまでも暗い中でシュートを打ったことはあるよ」と語っている。
これでシュートの調子が落ちるのではないかとも思われたが、カリーは9本中5本の3ポイントシュートを成功させ、30分の出場でゲームハイの30得点をマーク。利き手の薬指を痛めているが、ケガを抱えたままプレーするのにも慣れてきたようだ。
『ESPN』によれば、ヒートは、試合で使うコートではなく、同会場の別の階にある練習場でシュート練習をしていたため、照明が落ちたことを知らなかったという。ベテランのユドニス・ハズレムは「ウォリアーズのシュート力を考えれば問題ないでしょ」と語ったが、その通りの結果になった。