「勝手な憶測を立てられるが、僕らの関係は良好」
ブルズのザック・ラビーンは、25日のサンダー戦の終盤にフラストレーションが溜まった様子で「40点も取ってるんだぞ」と、言い放つ動画がSNSでシェアされていた。そして、罵り言葉を使った発言が誰に向けたものだったか弁解した。
ラビーンは、問題の発言がヘッドコーチのジム・ボイレンへ向けられたものではなく、相手選手とのトラッシュトークだったと説明。「コートの上で戦っている最中、選手同士で罵り合うこともあるだろ?ただのトラッシュトークさ」
そう弁明したラビーンだが、プレー中の発言が問題視されたのは今回が初めてではない。2月22日のサンズ戦では、試合残り30秒で、「10点差で負けてるのになんでタイムアウトを取るんだ」とつぶやいている動画が拡散された。そして、試合後にボイレンがタイムアウトの意図について「最後まで諦めずに戦う姿勢を示すためだった」と、説明する事態となった。
ラビーンとボイレンの間には紆余曲折があった。今シーズン序盤のヒート戦、試合開始から0-13となった時点でボイレンは、ディフェンスのミスを3回犯したとしてラビーンをベンチに下げた。この起用に対しラビーンは不快感を露わにしたが、ボイレンがラビーンに対して高い要求をしているのは、攻守両方でオールスター級の選手に育ってほしいと考えているためだ。
ラビーンは自身に対するメディアからの注目が高まっている中、言動には注意する必要があると感じている。
「最近は常にカメラに追いかけられているし、コーチとの関係、チームとの関係について勝手な憶測を立てられるが、僕らの関係は良好だ。僕はコートの上では負けず嫌いで熱い男なんだ。ただそれだけのことだ」