年明けからスタッツにも大きな変化が
今シーズンも西カンファレンス2位に躍進するナゲッツを引っ張るのは、先発センターのニコラ・ヨキッチだ。今シーズンも平均20.6得点、10.2リバウンド、6.9アシストとオールラウンドに活躍し、2年続けてオールスターにも選出された。
ところがヨキッチ曰く、シーズン序盤は不調に苦しんだという。確かに2019-20シーズンが開幕した昨年10月は平均15得点、11月は15.8得点だったのが、12月に入ってから20.8得点、年明け1月は23.4得点、2月には27得点にまでスタッツが急上昇している。
オールスターウィークエンド中に『ESPN』のインタビューに応じたヨキッチは、約10kgの減量がプラスに働いたことを明かした。
「シーズン序盤はオーバーウェイトで、シュートが短くなって決まらなかった。それで約10kg減量した。チームのストレングスコーチが食事法やワークアウトのメニューを考えてくれたおかげで減量に成功したよ」
シーズン中にこれだけの減量は簡単なことではない。だが、昨シーズン後半にウォリアーズのドレイモンド・グリーンも同様に減量し、プレーオフではパフォーマンスのキレが増した。
オールスターブレーク後、ますます競争が激化する西の争いを勝ち抜くには、コンディションの維持は不可欠。ヨキッチは今後も自分に合った形で、レギュラーシーズン後半戦、そしてプレーオフに向けて身体を仕上げていく。