写真=Getty Images

コービーの永久欠番式典が行なわれる試合で着用?

今シーズンからNBAのユニフォームは、公式アパレルパートナーのナイキ製に変更され、従来の『ホーム』、『ロード』という名称から、『アイコン・エディション』、『ステートメント・エディション』と、呼び名も変化した。

これまでに発表されたエディションの中には、往年のユニフォームの復刻版『クラシック・エディション』も含まれている。そんな中、各フランチャイズが置かれている都市を連想させる『シティー・エディション』が登場し始めた。11月25日のペリカンズ戦でウォリアーズが着用した黒のジャージーが、それにあたる。

各チームの『シティー・エディション』のデザイン画や、プロトタイプの画像がインターネット上に流出し始めているのだが、その中でもインパクト、話題を集めているユニフォームはレイカーズのもの。なんと、巷では早くも『ブラックマンバ・エディション』とも言われ始めている。

『ブラックマンバ』とは、言うまでもなくコービー・ブライアントの愛称。リークされた画像をよく見てみると、黒地の生地には蛇の鱗模様がプリントされている。

このデザイン画どおりになるかは分からない。しかし、リークされたタイミングを考えると、コービーが現役時代に着けた背番号8と24をレイカーズの永久欠番とする式典が執り行われる、12月18日にステイプルズ・センターで行なわれるウォリアーズ戦で着用すると考えるのが自然だろう。

1日限定のユニフォームということになるかもしれないが、現代のファンの間でレイカーズを代表する存在と言えば、真っ先にコービーが挙がるはず。評判によっては、来シーズンから『ブラックマンバ・エディション』が採用される可能性もある。2016年のNBAファイナルでは、キャバリアーズが黒の袖付きジャージーを『勝負服』として着用し、NBAファイナル史上初となる1勝3敗からの大逆転優勝を成し遂げた。着実に力を付け始めた『ヤング・レイカーズ』にとっても、レジェンドの名を借りた『ブラックマンバ・エディション』がチームに不思議な力を与えるかもしれない。

コービーの名誉を称える試合で負けるわけにはいかない。王者ウォリアーズに勝てれば、『ブラックマンバ・エディション』人気も自然と高まるはずだ。