コービーの永久欠番式典が行なわれる試合で着用?
今シーズンからNBAのユニフォームは、公式アパレルパートナーのナイキ製に変更され、従来の『ホーム』、『ロード』という名称から、『アイコン・エディション』、『ステートメント・エディション』と、呼び名も変化した。
これまでに発表されたエディションの中には、往年のユニフォームの復刻版『クラシック・エディション』も含まれている。そんな中、各フランチャイズが置かれている都市を連想させる『シティー・エディション』が登場し始めた。11月25日のペリカンズ戦でウォリアーズが着用した黒のジャージーが、それにあたる。
Almost time. #DubNation pic.twitter.com/seEDtwuQsQ
— Golden State Warriors (@warriors) 2017年11月26日
各チームの『シティー・エディション』のデザイン画や、プロトタイプの画像がインターネット上に流出し始めているのだが、その中でもインパクト、話題を集めているユニフォームはレイカーズのもの。なんと、巷では早くも『ブラックマンバ・エディション』とも言われ始めている。
『ブラックマンバ』とは、言うまでもなくコービー・ブライアントの愛称。リークされた画像をよく見てみると、黒地の生地には蛇の鱗模様がプリントされている。
This mock-up of the rumored #Lakers special jersey by #Nike for #KobeBryant's jerseys retirement day looks pretty sweet! All black with Black Mamba scales? Put me down to get one! ?????????????? pic.twitter.com/GOcracSCJc
— Shahin Jacob Ourian (@ShahinOurian) 2017年11月21日
このデザイン画どおりになるかは分からない。しかし、リークされたタイミングを考えると、コービーが現役時代に着けた背番号8と24をレイカーズの永久欠番とする式典が執り行われる、12月18日にステイプルズ・センターで行なわれるウォリアーズ戦で着用すると考えるのが自然だろう。
1日限定のユニフォームということになるかもしれないが、現代のファンの間でレイカーズを代表する存在と言えば、真っ先にコービーが挙がるはず。評判によっては、来シーズンから『ブラックマンバ・エディション』が採用される可能性もある。2016年のNBAファイナルでは、キャバリアーズが黒の袖付きジャージーを『勝負服』として着用し、NBAファイナル史上初となる1勝3敗からの大逆転優勝を成し遂げた。着実に力を付け始めた『ヤング・レイカーズ』にとっても、レジェンドの名を借りた『ブラックマンバ・エディション』がチームに不思議な力を与えるかもしれない。
コービーの名誉を称える試合で負けるわけにはいかない。王者ウォリアーズに勝てれば、『ブラックマンバ・エディション』人気も自然と高まるはずだ。