カイル・クーズマ

ダニー・グリーン「今いる選手で十分だと思っている」

レイカーズはカイル・クーズマとダニー・グリーンをニックスへ放出し、マーカス・モリスを獲得するのではと噂されていた。しかし、結局2人は残留し、モリスはクリッパーズに加入した。トレードデッドラインが過ぎた後、トレード候補として頻繁に報道されたことへの思いを2人が語った

「自分の役割を果たすだけさ。積極的なプレーを心がけ、毎回リバウンドを取りに行く、ボールを持ったら得点を狙う」とクーズマは言う。

去年の今頃はトレードの噂に戸惑ってプレーに集中できず、調子を崩してしまったが、その経験を経てうまく付き合う方法を見つけたようだ。「メディアは余計なプレッシャーをかけてくるけど、僕はチームメートを信頼している。今やっていることは間違いないと信じているし、僕は自分の役割を果たそうとしているだけだ」

またダニー・グリーンはトレードの噂についてほとんど気にしていなかった。

「今までで一番ストレスのないトレードデッドラインだったかもしれない。自分ではコントロールできないので、いつもと同じように過ごした。チームの全員がいつも通り生活し、蓋を開ければ全員が残ってラッキーだったよ。僕は今いる選手で十分だと思っている。ローテーションやリズム、チームケミストリー、マッチアップや修正点を改善するだけだ」

ヘッドコーチのフランク・ボーゲルはデッドライン前に、「これは他のチームでもそうだが、チームを改善する方法があればトライするのは当然だ。補強がなくても私は今のロスターに満足している」と話していた。

結果的にボーゲルが意見した通りグリーンもクーズマも残り、レイカーズは大きな変更なくシーズン後半戦を迎える。