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1勝3敗からの第7戦決着に持ち込んだキャブズが狙うのは、悲願の初優勝のみ
NBAファイナル第5戦を終え、1勝3敗でウォリアーズに王手を掛けられた時、キャバリアーズがディフェンディング王者を相手に2連勝できると考える者は少なかったはずだ。しかし、レブロン・ジェームズを中心とする追い詰められたキャブズは、その難関を乗り越え、第7戦を戦う権利を実力で掴み取った。
第6戦でも41得点11アシスト8リバウンドの大活躍を見せたジェームズだが、試合後に第7戦を見据えて戦ったわけではないと言い切った。
「僕たちは次の試合、次の瞬間のゲームプランに集中していた。決して第7戦を目指してやったことではなかった。確かに、僕たちは第5戦が終わった時点で1勝3敗と追い詰められた。その時、『絶対ホームに必ず戻らないといけない、ホームに戻って、ファンの皆の前でプレイしたい』と感じた。それを叶えられたということだよ」
とにもかくにも、2015-16シーズンの王者は、次の試合で決まる。年間最多勝利記録更新のウォリアーズが2連覇を果たすのか、それともキャブズが1勝3敗から逆転優勝を決める史上初のチームとなるのか。
その答えは、6月19日に明らかになる。