ビンス・カーター

「ホームのファンの前でやり遂げたかった」

ホークスのビンス・カーターが、1月4日にステイトファーム・アリーナで行われたペイサーズ戦でNBA史上初の快挙を成し遂げた。

第1クォーター残り6分30秒に途中出場でコートに立ったカーターは、NBAの歴史で初めて4つの年代(1990年代、2000年代、2010年代、2020年代)にまたがりプレーした選手となった。

NBA記録となる現役22年目のシーズンを送るカーターは、ペイサーズ戦でベンチから18分2秒プレーし、3得点3リバウンドを記録。今月の下旬に43歳の誕生日を迎えるカーターは、長いキャリアで優勝こそ達成できていないが、常に戦力としてプレーすることを優先し、プレータイムを得られる球団と契約してきた。

もし本人が優勝にこだわれば、ロッカールームやベンチでのメンター的な役割をこなせるベテランを欲しがる強豪と契約できただろう。しかし、カーターはバスケットボール選手としてコートに立ち続けるという美学を貫いている。

前日に敵地で行われたセルティックス戦でカーターの記録が達成される可能性もあった。だが、ここにもカーターのこだわりがあった。ペイサーズ戦後、彼はこの試合を選んだ理由を述べている。

「本当は昨日の試合にも出場するつもりだったけれど、このような記録を成し遂げる上で、ホームに勝る環境はないからね。ホームのファンの前でやり遂げたかった。もちろん、ロードでの試合で声援をくれるファンのみんなにも感謝している。でも、ホームに勝るものはないよ」