ロンゾは23得点「地元でのプレーは大好き」
1月3日にステイプルズ・センターで行われたペリカンズvsレイカーズは、ロンゾ・ボール、ブランドン・イングラム、ジョシュ・ハートにとって思い入れの深い試合になった。
昨シーズンまでレイカーズに所属した3人は、生え抜きとしてチーム再建の中心メンバーとして大きな注目を浴びた。それでも『ヤング・レイカーズ』は周囲の高い期待に応えることができず、レブロン・ジェームズの新たな相棒としてアンソニー・デイビスを迎え入れるために解体されることとなり、彼ら3選手とドラフト指名権がペリカンズにトレードされた。
今シーズンの3選手は、再建期に入ったペリカンズで伸び伸びとプレーしている。トレードについてもプロとして割り切り、何の遺恨も残していない。
イングラムは「良い思い出が多いね。自分をドラフトで指名してくれた球団で、夢をかなえさせてもらった」と、試合前にレイカーズへ感謝のコメントを送った。ハートも同じように古巣への愛情を語る。「楽しい思い出ばかり。もし自分たちにケガがなかったら、と考える人が多いのも知っている。LAとレイカーズの仲間には愛情しかない。良い2年を過ごさせてもらった。もう過去の話で、前を向かないといけないけど、素晴らしい時間だったのは間違いないよ」
選手紹介の際、先発出場したイングラムとボールの名前がコールされると、レイカーズファンは歓声で2人を出迎えた。試合最初のタイムアウトの時には、3選手の功績に感謝するトリビュート動画が会場内のビジョンに映し出された。
試合はレイカーズが123-113で勝利したものの、イングラムは22得点、ボールは23得点5アシストと活躍。ボールは試合後、笑顔でこう語っている。「ここでは良い時間を過ごさせてもらった。地元だしね。地元のファンの前でプレーするのは良いものだよ。ここでの2シーズンはいずれもケガをしてしまったのが残念だ。でも、今はレイカーズの健闘を願っている」
Zo picking up where he left off ? pic.twitter.com/XQdCxa3AMR
— New Orleans Pelicans (@PelicansNBA) January 4, 2020