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優勝リングのデザインをSNSでリークしフロントの怒りを買う

シーズン開幕前に惜しまれつつキャバリアーズからホークスにトレードされたリチャード・ジェファーソン。ホークスから解雇され、ウェーバー期間を経て10月19日にナゲッツと正式に契約を結んだ。

結果的に今秋キャブズを去ったジェファーソンだが、実は昨年の夏、ある『しくじり』から大事に発展しかけていたことが発覚。軽率な行動を不快に思ったキャブズフロントが、同選手のトレードを真剣に検討していたと言われている。

『ESPN』によれば、その『しくじり』とは、球団史上初の優勝を記念する優勝リングのデザインをSnapchatに流出させたことだった。

当時のキャブズGMだったデイビッド・グリフィンは、ジェファーソンが昨年9月にリングのデザインをリークした直後から、トレードの準備を進めていたという。だが、昨夏キャブズと新たに契約したジェファーソンを昨年12月15日までトレードできないルールがあったこと、そしてジェファーソン本人が謝罪したため、昨シーズン終了まではキャブズの一員としてプレーできたのだとか。

SNS全盛の時代だからこその『しくじり』だが、これを教訓として、優勝チームの若手には、勢いに任せて行動するのではなく、投稿前にその内容をしっかり吟味することをお勧めしたい。