写真=B.LEAGUE

ケビン・コッツァーはインジュアリーリストに

B2に所属する広島ドラゴンフライズが、ケビン・コッツァーの負傷とウェンデル・ホワイトの獲得を発表した。コッツァーは練習中に右膝内側半月板損傷のケガを負い、10月7日に手術を行った。ホワイトはインジュアリーリストに登録されたコッツァーに代わる戦力となる。bjリーグ時代に2度のMVPを受賞した実力者であり、昨シーズンは仙台89ERSでプレーし、チーム最多となる平均18.2得点、8.6リバウンドを記録した。

ホワイトはクラブの公式ホームページ上で次のようにコメントしている。

「広島に来ることができて光栄に思います。ドラゴンフライズは素晴らしいチームで能力の高い選手もそろっています。日本でバスケットが再びできることを心待ちにしていたので、機会を得られて嬉しいです。チームの勝利に貢献しB1昇格へ一丸となって戦います。どうぞ応援よろしくお願いします」

ホワイトは柔らかいシュートタッチと、当たり負けしない身体を兼ね備えるオールラウンドプレーヤー。身長は198cmと外国籍選手の中では小柄な部類に入るが、先述の通りB1で得点を量産した。

センタータイプのコッツァーとはプレースタイルが異なるため、チームとの連携構築には時間がかかるかもしれない。それでも昨シーズンのB1で証明済みの高い得点力は必ずチームにプラスの作用をもたらすはずだ。

ホワイトは今日の練習からチームに合流しており、10月12日の熊本ヴォルターズ戦から出場できる。