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今も母校を訪れては後輩とシューティングをする良き先輩

王者ウォリアーズを支えるクレイ・トンプソンには、現役を終えた後に就きたい職業がある。それは控え目なトンプソンらしいもので、その理由もまたトンプソンらしい。

『Complex』とのインタビューで、トンプソンは「いつか高校のコーチになることが夢なんだ。現役を引退したら、これからの世代の子供たちに、自分が学んだことを伝えたい」

サンタ・マルガリータ・カソリック高校出身のトンプソンは、高校最終学年のシーズンにカリフォルニア州のディビジョンⅢタイトルをチームにもたらした。当時の功績、NBAでの活躍を称えられ、今年の1月には同校史上初となる永久欠番選手となり、元チームメートや、たくさんの後輩たちから祝福された。

トンプソンは今でもオフの日に母校を訪れることがあるそうで、生徒たちと話し、バスケットボール部のシュート練習にも参加しているという。

まだ先の話になるが、現役引退後に夢を叶えられた時、トンプソンはかつての自分と同じようにNBA選手になるという次の世代の子供たちの夢を叶える手伝いをする役割を担う。NBAの頂点を知るトンプソンが母校の指導者になれば、同校から凄腕のシューターが誕生する日がくるかもしれない。

NBAチームのヘッドコーチではなく、高校のコーチというところがなんともトンプソンらしいではないか。彼の夢が叶う日を、静かに待ちたい。