写真=Getty Images

キャブズ時代のジャージーを着た少年にバッシュを渡す

10月6日にウェルズ・ファーゴ・センターで行なわれたセブンティシクサーズとのプレシーズンゲームで、セルティックスのカイリー・アービングが21得点の活躍を見せた。

アービングは3ポイントシュート7本中5本の成功を含め、フィールドゴール14本中7本成功。試合開始から良いリズムを維持したアービングは、緩急を付けたプレーでシクサーズを翻弄し、オープンな状態を何度も作ってみせた。アービングと同じくトレードで加入したゴードン・ヘイワードが9得点5アシスト、そしてルーキーのジェイソン・テイタムも先発出場して9得点5リバウンドを挙げ、セルティックスが110-102で勝利している。

試合後アービングは、コートサイドで観戦していたキャバリアーズ時代のユニフォームを着た少年ファンに、試合で着用したシューズをプレゼントし、感謝の気持ちを示した。そして試合後にはこう語っている。「チーム最大の長所の一つは、トランジションと、お互いのためにプレーを決められること。それは全てディフェンス時に相手にかけるプレッシャーから始まるんだ」

新チームのセルティックスにとって、プレシーズンゲームとはいえ2連勝という結果は大きい。アービングがリーダーシップを発揮し、ヘイワードの状態も上向いているだけに、今のところケミストリーは順調に構築されていると言える。プレシーズンゲーム残り2試合で連携を確認し、17日に行なわれるキャブズとの開幕戦に向けて仕上げていく。