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若手中心のチームの『柱』としてエンビードの存在が不可欠

1年目の昨シーズンに平均20.2得点、7.8リバウンド、2.5ブロック、2.1アシストを記録したジョエル・エンビード。コンディションさえ良好であればオールスターレベルの大器だ。

2014年のドラフトで全体3位指名を受けてシクサーズに加入したものの、ケガで2年間プレーできず、昨シーズンにようやくデビューを飾った。ケガの影響で出場時間が制限される中でもパワフルなプレーでNBAを席巻するも、シーズン中盤にケガをして結局31試合の出場に終わった。

その後をリハビリに費やしたエンビードは、10月18日に敵地で行なわれるウィザーズとの2017-18開幕戦に向け、徐々にペースを上げている。『Philly.com』によれば、エンビードは、先週末にコート半面だけを使った5対5の実戦練習に参加したという。

練習後、チームメートのロバート・コビントンはエンビードについて「まだコンディションは万全ではないれど、勘を取り戻せば元のジョエルに戻る」と話した。

およそ半年ぶりに実戦形式の練習に参加したエンビードは、10月1日に行なわれたチームの紅白戦には出場しなかった。だがコートサイドでのおどけた様子を見る限り、ヒザの状態は心配なさそうだ。

エンビードがプレシーズンゲームに出場できるかどうかは微妙なところで、出場しても試合勘を取り戻すための軽いプレーに限定されそうだ。それでも、ベン・シモンズ、マーケル・フルツというドラフト全体1位指名コンビを中心とした若いチームの柱でもあるだけに、1日も早く再びコートで暴れ回る姿を見せてもらいたい。