移籍より残留を選んだブラッドリー・ビール「隣の芝が青く見えるとは限らない」

2019/12/01
NBA&海外
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ブラッドリー・ビール

「船に飛び乗ったとしても、優勝が約束されるわけではない」

ウィザーズのブラッドリー・ビールは、NBAプレーヤーになるチャンスを与えてくれた球団の可能性を信じ、この夏に2年7200万ドル(約79億円)の延長契約にサインした。

去就が不透明だった時期には、ウィザーズが彼をトレードするのではという噂も頻繁に伝えられ、トレード先の候補の一つには、11月29日に対戦したレイカーズの名前も挙がっていた。

試合後、レイカーズに移籍したアンソニー・デイビス、クリッパーズに移籍したポール・ジョージのように、「優勝が狙えるチームへ移籍することもできたのでは?」と質問されたビールは、思うがままにこう答えた。

「彼らは彼らにとって最良の決断を下した。たとえ船に飛び乗ったとしても、優勝が約束されるわけではない。優勝できるのは1チームだけ。僕が決断を下した際に重要視したのは、そういう部分。隣の芝生の方が青く見えるとは限らないんだよ」

ビールは、ウィザーズに対する忠誠心を重要視し、延長契約に応じた。決断後には、「自分が何を成し遂げたのかが大事」と答えている。

「実際にはお金だけがすべてではないけれど、お金のことだけを考えるのは簡単なことだよ。だけど最終的には、自分が何を成し遂げたのかが大事だと思う。このチームには7年在籍して、次は8年目になる。そして球団の状況を変えられる機会に恵まれた。多くの人は懐疑的に考えているだろうけれど、自分は現状をチャレンジと受け止めているんだ」

ビールはリーダーとしてチームを引っ張っている。ウィザーズという船が向かう先に、必ず栄光が待っていると信じて、日々奮闘している。