出場時の得失点差を表す数値はチームハイの+13
ウィザーズがホームにスパーズを迎えた一戦。
前半を終えて、ウィザーズは63-69とビハインドを背負ったが、第3クォーターに12-0のランで逆転。その後、イシュ・スミスを筆頭としたセカンドユニットの活躍で耐えると、主力がそのリードを保ち138-132で勝利した。
ブラッドリー・ビールが33得点、デマー・デローザンが31得点と両エース対決は互角の結果に。先発5人を含む8人に2桁得点を許すなど、スパーズのオフェンスに苦労したが、ウィザーズもスミスがシーズンハイの21得点、ダービス・ベルターンスも4本の3ポイントシュートを含む21得点を挙げて一歩も引かなかった。
八村はアイザイア・トーマスとの合わせから豪快なダンクを決めるなど、要所で確実に加点し、15得点を記録した。
12-0のランで逆転して最終クォーターを迎えたウィザーズはセカンドユニットが奮起し、リードを保った。残り5分を切り、ビールとともにコートに戻った八村は早速大仕事をやってのける。ビールのシュートが外れ、リバウンド争いに絡んだ八村はオフェンスリバウンドを取れないと見てチップアウト。この弾いたボールを拾ったスミスが3ポイントシュートを沈めて、125-115と点差を2桁に乗せた。
swISH!! ? pic.twitter.com/EwPNWqRLV9
— Washington Wizards (@WashWizards) November 21, 2019
八村は終盤の大事な時間帯でゴール下とフリースローで加点し存在感を示した。だが、スパーズの反撃に遭い、5点差に迫られた場面でラインクロスのターンオーバーを犯してしまう。またベルターンスのパスミスでポゼッションを渡し、ルディ・ゲイにダンクを決められて2点差に詰め寄られた。
それでも、ビールがフリースローを2本沈めて2ポゼッション差に戻すと、残り10秒にデローザンがフリースローを2本ともミスし、辛くも逃げった。
ウィザーズは132失点と相変わらずディフェンス面に課題を残したが、3ポイントシュート成功率が60%(18/30)と高確率で決まり、ベンチメンバーが63得点を挙げる活躍を見せ、オフェンスが爆発して勝利を収めた。
八村は25分間の出場で15得点7リバウンド2アシストを記録。最終盤のターンオーバーは痛恨だったが、リバウンドからプッシュして味方の3ポイントシュートをお膳立てするなど、要所での好プレーが目立ち、出場時の得失点差を表す数値はチームトップの+13を記録した。
黒星が先行しているものの、接戦をモノにしてチームは4勝目を挙げた。接戦で勝ち切れない試合が多かっただけに、これをきっかけに浮上したいところだ。
Teamwork! ? pic.twitter.com/UwirzieqER
— Washington Wizards (@WashWizards) November 21, 2019
「絶対に見る!」と気合バリバリだったのに、気づいたら終わってた……みたいな経験は誰にでもあるはず。試合日程・放送・チケットなどの観戦情報をギュッと詰め込んだ『スポカレ』があれば見逃しとはさよなら!今すぐ『スポカレ』をチェック!#スポカレ @spocale_jphttps://t.co/uYDJA6GVBs
— バスケット・カウント (@basket_count) November 2, 2019