ケガが長引き解雇に合意、今後もポートランドでリハビリ
11月20日、トレイルブレイザーズがパウ・ガソルの解雇を発表した。39歳のガソルは、球団の発表後にTwitterで解雇までの経緯と今後について説明した。
「僕は、本日をもってポートランド・トレイルブレイザーズの選手ではなくなった。今年の5月に手術をして、復帰に向けて努力してきたが、復帰が当初の予定より遅れる可能性があることが分かった。ブレイザーズと契約した時点では、この時期に復帰できる可能性があったけど、そうではなくなった。だから、チームがすぐに貢献できる選手を獲得するためにも、解雇に同意した。今回の決定により、僕もチームが復帰を待っているというプレッシャーを感じることなくリハビリに専念できる」
ガソルは、ブレイザーズ在籍期間中の経験に感謝するとともに、今後もポートランドでリハビリを続けるともコメント。「今回のような試練もあったけれど、とても楽しい時間を過ごすことができた。今も、バスケットボールを始めた頃と同じ情熱を持っているんだ。これから全力でリハビリに努めて、大好きなバスケットボールをプレーするという目標に向かって行くよ」
「今後もポートランドでリハビリを続けるので、何らかの形で球団に貢献する方法を模索していく。球団にはとても感謝しているし、これからも一緒に仕事ができるのを楽しみにしているんだ。ファンのみんなも、たくさんの声援とサポートをありがとう。これからも前に進み続けよう!」
もう所属選手ではないとしても、優勝2回、オールスター選出6回、オールNBAチーム選出4回を誇る大ベテランの経験は、チームにとって大いに役に立つ。今回の解雇は決してネガティブなものではなく、互いに前に進むために必要なポジティブな決断だった。
As of today, I will no longer be a member of the @TrailBlazers player roster, so I can focus all my energy on my rehabilitation. ??? pic.twitter.com/JlXWJ73B23
— Pau Gasol (@paugasol) November 20, 2019