トニー・パーカー

背番号9はスパーズで10番目の永久欠番に

今年6月に現役引退を表明したトニー・パーカーの背番号9が、スパーズの永久欠番になる。その式典が行われる11月11日に向けて、サンアントニオ市長が粋な形で花を添えた。

サンアントニオのロン・ニーレンバーグ市長は、スパーズで17年プレーしたパーカーの功績を称え、今週の市議会で2019年11月9日を『トニー・パーカーの日』と定めることを発表。

スパーズで優勝4回を成し遂げ、ティム・ダンカン、マヌ・ジノビリとともに黄金期を築いたパーカーは、NBAキャリア18年でスパーズとホーネッツに所属し、1254試合に出場。キャリア平均15.5得点5.6アシスト2.7リバウンドというスタッツを残した。

現役最後のシーズンこそホーネッツでプレーしたが、慣れ親しんだ球団を離れたことで、パーカーのスパーズ愛は増し、自分にとってどれだけ大きな存在だったかを再認識できた。

ブルース・ボウエン(12)、ダンカン(21)、ショーン・エリオット(32)、ジノビリ(20)、ジョージ・ガービン(44)、エイブリー・ジョンソン(6)、ジョニー・ムーア(00)、デビッド・ロビンソン(50)、ジェームズ・サイラス(13)に次いで球団史上10人目の永久欠番となる来週の式典では、恩師グレッグ・ポポビッチを始め、球団のレジェンドたちが顔を揃えるだろう。今後は背番号9とともに11月9日も、スパーズ、そしてパーカーファンにとって大切な日となるに違いない。