マーカス・スマートが映画観賞会を企画
昨シーズンのセルティックスは、開幕前の時点で優勝候補に挙げられたものの、シーズン中に調子の波が激しく、期待外れの結果に終わった。
昨シーズンまで在籍したカイリー・アービングは、シーズン中に若手の姿勢をメディアの前で批判したかと思えば後日謝罪するなど、コート内外でチームが一つにまとまっていないことが露呈された。
昨シーズンの教訓を踏まえ、今シーズンのセルティックスはオフコートでのケミストリー構築を重要視している。シーズン開幕後はじめてのオフ日に、セルティックスの大半の選手とコーチは映画館に集まり、ターミネーターの新作を鑑賞。この集まりを企画し、映画館の貸し切りを手配したのは、在籍年数が最も長いマーカス・スマートだった。
スマートは、先週末のニックス戦後「昨シーズンのチームにとって一番大きかったのは、ケミストリーだった」と、『セルティックス公式サイト』に語った。
「ケミストリーが上手くいった日もあれば、上手くいかなかった日もあった。だから今シーズンは、ケミストリーをしっかり構築したい。チームの絆は生まれているし、コート外でもみんな良い関係にあるよ。ベストな方法は、できる限り全員で時間を過ごすことだね」
今シーズンからチームに加わったケンバ・ウォーカーも「コート外でも一緒に行動すれば、それがコートでのプレーにも繋がる。僕は、そう信じている」とコメント。「チームの仲間のためにプレーしたいと思えるようになる。みんなでいろいろとやれれば、その効果は大きいだろうね」
開幕から2勝1敗というスタートを切った今シーズンのセルティックスは、強い結束とともに歩んでいく。
The no-look lob from Marcus Smart to Robert Williams III on ESPN! #KiaTipOff19 #Celtics 37#PhilaUnite 32 pic.twitter.com/8udLvIH2z4
— NBA (@NBA) October 24, 2019